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なぜかパリの空の下

国際関係の修士を取ろうと思い立ち、気が付いたらパリにいました。

果たしてフランス語は話せるようになるのか

渡仏時点でのフランス語能力はゼロです。

 

あえて何も勉強してこなかった、といったらカッコいいですが、退職・引っ越し・習い事の試験の準備で、まあ、そんな余裕はなかった、が正しいです。

 

ちなみに、最初に覚えたフランス語(Bonjourなどの旅行ワード以外)は「Merde!(メルド)」。こちらで言う「クソッ!」という悪態です。フランス在住経験のある大好きな元同僚から教えてもらいました。この言葉に関しては、発音もばっちりです。

 

次は「Chiot(シヨ)」。子犬という意味だそうです。近所のスーパーで「Sol」と書いた瓶をこれは「Solt(塩)か?」と店のおじさまに尋ねたら、そうだ、スペルほとんどそのまんまじゃねえか、と言われ、ちなみにsolはお前の言葉ではなんて言うんだって聞くものだから「シオ」だと答えたら、それはフランス語では「子犬って意味だ」という経緯で学びました。人生で使う機会があるかはなはだ謎ですが、たぶん一生忘れないでしょう。

 

こんな調子なので、2年間でどこまでフランス語を話せるようになるのかと心配をしていたのですが、そんなのんびりとした心配は無用でした。フランス語の授業がスパルタなのです。すべての授業が英語で履修できるとはいえ、留学生は語学の授業でフランス語を履修することが奨励されています。私は全くの初心者なので、EUのレベルでいうA1レベルでアーベーセーデーから始めようと思っていたら、A1レベルを侮ることなかれ、授業はすべてフランス語で行われ、1カ月目にして4分間のスピーチが課されたくらいです。

 

これは気持ちさえ強く持っていれば、ある程度は話せるようになるのかもと期待させるスピード感です。これは、フランス流なのか、グランゼコールなんだからこれくらいついてきなさいよ、ということなのか。。三十路近い私はヘトヘトですが、どうにか先日その4分間スピーチ(日本舞踊と名取制度について、を非常に簡易な言葉で説明しました、でも原稿は見ずに話しました、我ながら頑張った)を終えました。中間テストは散々だったので、期末テストに向け勉強中です。

 

結論(?)としては、英語圏でない留学先は言語習得という意味でも大変にお勧めです。学校で習ったことをそのまま日常生活で反復練習できますし、それに、この国にいるんだから学んで当然でしょ、という素敵なプレッシャーがついてきます。早くニュースや映画が理解できるようになりたい、という前向きなモチベーションも日々湧いてきます。それに、将来的にも、もうひと言語プラスされるメリットはとても大きいと思います。