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なぜかパリの空の下

国際関係の修士を取ろうと思い立ち、気が付いたらパリにいました。

フランス的な習いごと、ってなんだろう。

パリからみたフランス

パリに来てもうすぐ半年。目下の目標は、同年代の友人をつくることです。

 

勉強しにきたんじゃないのかよ、と自らにツッコミつつも、

働く同年代のパリジェンヌたちが何を考えて、何に悩み生きているのか、知りたい。退職をして日本の外に出たことで、自ら日本社会の「レール」を外れたわけですが、『「30代を目前に感じる社会的なプレッシャー」を感じる自分』から抜けだせない。もはや何からもプレッシャー受けていないのに。。

 

なんでパリに来てまで自らを縛っているのじゃー。

(最大の敵は自分だった、わけです、うん。)

 

と、前置きが長くなりましたが、いずれにせよ、パリジェンヌたちもそういった悩みをもっているのかどうか(同級生たちはみんな優秀で話をしていて楽しくて大好きなのですが、20代前半ということもあり、まだ人生輝いています)知りたい、それにもう少し社会との接点もほしい、ということで、何か習い事をしよう、と思い立ちました。

 

というのも、フランス語がまだ初心者レベルということもあり、何かを一緒にしたりだとか、体験を共有するという方法が、友人をつくる方法としててっとりばやいのではないかと思ったわけです(バーで同年代の人に話しかけてもいいのですが、できればちゃんと話が合う人に出会いたいかなと)。かつ、せっかく何か習うのであれば、フランスだからこそできることを習得したい、その過程でフランスらしさが理解できることがしたい。日本にいる頃は日本舞踊を習っていたのですが、日舞を通して学んだことは多く、特にもののみかたが変わったことがとても大きかった。フランスでもそういうことがしたい、と思ったのですが、

 

はて、

 

フランスの伝統的なものってなんだ?

 

と一瞬にして壁にぶつかりました。

フランスは伝統を愛する国!というイメージが強かったのですが、何か習いごととして、と思うと思い当たるものがありません。よくワイン教室やチーズ教室はあるのですが、、「習得する」ものとは少し違いそうです。あとはフラワーアレンジメントやパン作りでしょうか。だけど、それは日本でもできる気がする。。

 

ということで、フランス人の友人たち5人(20代前半)に尋ねてみました。

 

「何かすごくフランス的なことをやりたい」(現在のフランス語レベルの限界)

 

すると、皆、うーんと考え込み、最初に出た答えが

 

「デモに行けばいいと思う」

 

確かにそれはすごくフランス的ですわ。ぜひやろう。

 

でも、、それは習い事ではない。

はたまた彼らが考えこんで出した答えは、

 

「ぼくたちは色々な文化がまざりあっているから、これといったものはないんだよ」

 

でした。これにはとても考えさせられました。自分の中で落ち着いた説明としては、彼らはすでに伝統的なものを生きている(19世紀の建物に住み、ワインを飲み、チーズを食べ、フランス映画をみている)から、わざわざ別に「伝統的なもの」を習う必要はない、「生活=伝統」ということなのではないか。これは色んな人の意見を聞いてみたのですが、例えば、日本で着付けを習うのは、もはや今着ている服が洋服であって、和服ではないからで、日舞も、いわゆる現代的な踊りではないわけです。でも、彼らにとっては、現代は「伝統」の延長線であるからこそ、わざわざ習うものではない、のではないか。「伝統」に対する概念が違う(のではないか)ということに気が付き、目から鱗でした。

 

ただ、それだと習い事ができないので、なおも食い下がると、スポーツではいくつか案が。

 

「フェンシング」か「フレンチボクシング」

 

ちなみにフレンチボクシングは通常のボクシングと違って足も使うそうです。キックボクシングということですね。ちょっとハードすぎ。。。

 

ということで、最後の案として「ペタンク」。

 

これは日本のゲートボール的存在で、おじいさんたちが公園でやっています。ルールははたからみているとカーリングに近いのかな、と思うのですが、鉛のボール的なものを順番に投げて、中心からの近さを競うような(公園で眺めた結果の推測)スポーツです。

 

確かにこれはフランスでしかできん!しかも簡単そう!

 

でも、よく考えたら、当初の目的は「同年代の友人」をつくることでした。

ペタンクやっているの、おじいさんかおじさんくらいしか見たことがない。

 

無念。。。

 

結局答えはでず、リサーチ継続中です。

バーに入って声をかけたほうが早いか。。